藤井四段と人工知能とプログラミング教育

将棋で14歳の藤井聡太四段が
前人未到の29連勝を達成しましたね。

いやぁ~本当に凄い!のひと言。。。
心から「あっぱれ!」と言いたいです。

…で、いきなり話は飛躍するんですが、

この歳にして桁違いの頭脳を持った彼を止められるのは誰か?
・・・と考えた時に、
確実に勝つ可能性が高いのは、
最先端の人工知能(AI)かも知れない、

…という、これまた凄い状況が一方では訪れていますよね。

もう人間には勝てない!?コンピューター将棋・囲碁の最新事情

 

そして、そんな中、

なんと、
2020年から小学校でプログラミング授業が必修になるという話です。

その背景にあるのはWEBエンジニア等IT系の人材不足で、
経済産業省が発表したIT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果では
2020年に36.9万人、
2030年には78.9万人のIT人材が不足する、という予測が出ています。

しかしこの予測、

AIの急速な発達による劇的変動は加味されているのでしょうか?

・・・とても、されているようには思えないし、

そもそも、何故プログラミングに絞って導入しようと決められたのでしょうか?

情報教育・コンピューターサイエンスという括りなら、急速に進む情報化の中で
その基本ぐらいは誰もが学んでおいた方が良いでしょう。それなら納得です。

文部科学省によると「将来どのような職業に就くとしても、
時代を超えて普遍的に求められる力としての『プログラミング的思考』
を育むこと」が目的。という定義らしいのですが、

言いたいこと自体はわからなくもないですが
プログラミングは膨大なIT分野の中のごく一部分でしかないし、
むしろ“職人”に近い領域だと思うのですが、

プログラミング教育から、どんな場面でも役に立つような
「普遍的な力」が、どうやって身につくの
でしょうか??

・・・と、突っ込まざるを得ないです(笑)

実際、多くの予測では、プログラマーという職業はAIにとって代わられる
職業の上位にランキングされている、というのに・・・

そんなモヤモヤした気持ちでググっていたら、
抱いていた疑問を非常にわかりやすく論理的に纏めてあるページを発見し
激しく同意!です。

その1:「小学校でプログラミング必修化」に賛同できない理由

まったくこちらに書かれている通りで、

「目的と手段が不整合」なんですよね。

必修化推進の方が言われている「論理的に考えて問題を解決できる能力を上げる」
ことが真の目的なら、極めて専門的なプログラミング教育ではなく、
「コンピュータサイエンス」として学習しないと意味がないと思います。

むしろ基礎学習と言える“読解力”を高める方が効果があるかも?。。。

 

こちらは元NHKアナウンサー・衆議院議員、現在は作新学院理事長の畑 恵さんのご意見。
教育現場におられる方からの声だけにとても頷けます。

その2:「プログラミング教育」小学校必修化を前に ~克服すべき3つの難題

同様に、指導する人材はどうやって確保するのか?

限られた時間の中で、他の科目を薄くしてでも新しく導入するだけのメリットも
その根拠も見えない中で押しつけられるとしたら、教育現場の方々が
大変な苦労をするのは目に見えてますし、

何より、子どもたちの未来のために、本当に良い選択なのかどうか?
ですよね。

 

そして、こちらのページではまた別の切り口から。

その3:プログラミング教育ではもう遅いかもしれない

「だがそこで得るべきものは論理的思考力などではなく、AIを含む人工知性に対する直感力だ。
ある目的を達成するのに必要なものは何で、不要なものは何かということを見極める力である。」

そうなんですよね。

藤井聡太くんは恐ろしいほどの論理的思考力を持っていると思いますが、それに加えて、

論理を超越するほどの“直観力”を備えているのではないかと、

あくまで個人的意見ですが…感じています。

上の「プログラミング教育ではもう遅いかもしれない」にも書かれているように
AIが本格的に社会に普及してきた日には、論理的思考力が高い人というだけでは
全然価値が無くなるのではないでしょうか?

なぜならそこの部分は、AIの最も得意とするところだからです。

AI 人工知能

なので人間は“直観力”とか“感性”とか・・・、

論理的にはなかなか説明しにくいヒト独特の能力の部分を磨いていかなければ
これからの人工知能との共生時代を、生き抜いていくのは難しいのではないでしょうか?

例えば将棋や囲碁で飛躍的な能力アップを実現させた“ディープラーニング”
という新しい技術は、

1つの課題だけ与えれば、その目的に対してよりベストな戦法(解決策)を
人間では不可能なとんでもないスピードで勝手に学習していき導き出してしまいます。

どんなに複雑に見えても、目的やルールが明確なものに対しては、あらゆる分野で
AIの方が人間よりはるかに速く効率よく、答を見つけてしまい
人間には太刀打ちできなくなってくるのは目に見えています。

「商品を最高のタイミングで安く買う」

「自分の趣味に合ったものが早く見つかる」

「自分の体調管理をサポートしてくれる」

・・・・・・

今後AIが進歩していくことで、あらゆる便利さや管理のしやすさや
面倒な事の効率アップや…
ありとあらゆることが簡単に実現できるようになっていくでしょうね。

ただ、あなたが、自らの個性を活かした魅力的な商品・サービスを提供する立場だったら、
一番考えなければいけないことは何でしょうか?

それは、

「人の心が究極的に求めているもの」を知ること

ではないでしょうか?

より安いもの、より便利なもの、より効率のよいもの、より快適なもの、

 

・・・が求められていることは事実ですが、

人が最終的に一番求めているものは、

愛を感じる

あるいは

幸せを感じる

その感情(気持ち)に行き着くことに尽きるのではないでしょうか?

そして、どのようにすれば愛だとか幸せだとかを心底感じることが出来るのか?

という答えを導き出すことは、

少なくとも現時点では、AIには逆立ちしても出来ない人間独自の力

「人間力」だと思うわけです。

そういうわけで、じぶんメディア.comでは
「人工知能と人間力」をテーマにした記事も今後どんどん書いていくと思いますので
また読んでいただければ嬉しいです。

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