先日YouTubeサーフィンをしていたら、この動画を目にしました。
実はこの方の映像はまだ2、3回しか見たことがなく、
正直私はあまり知らなかったのですが…
認知科学者(心理学や人工知能、哲学などを含んだ学問の研究者)であり
数えきれないほどの難し気な肩書を持つ苫米地英人さん。
声を聞くだけで圧倒的な凄み、次元が違うと感じてしまう方です。
この動画、タイトルは「結果が出る人と出ない人の最大の違い」なのですが、
お話の中に、ホームページ作成の際にも留意しておかないといけない重要なことに
通ずると思った内容があったのでシェアします。
冒頭の方で「人を惹きつけている人が成功している」ということを大前提として、
「先ずは、確率を上げないといけない」という言葉が出ます。
この一言から様々な意味が語られますが、その中の一つはとてもシンプルで、
まず第一段階:大量のお客様(見込み客)を集めること。
その為には可能な限り多くの人に対してコンフォートゾーン(居心地のいい場所)である必要がある。
ということです。
例えば、苫米地さんは数多くの出版をしていますが「全ての層にニーズがある本しか書かない」
のだそうです。
これを聞いたとき、一瞬??? と、疑問符が頭の中に並びました。
最近はとにかく「顧客を絞れ」というマーケティングが主流で、ペルソナ(プロフィールを細かく設定した理想の顧客)
まで設定しないと駄目、とよく言われています。
その流れとは真逆のような?
いや、そうではありませんでした。
第2段階では、大量に集めた見込み客から「一気に絞る」、と。
例えば100人の来客があれば、全ての人に対して最低限の満足を与えること。
(快適な冷暖房設備とか、メニューが揃っているとかごく当たり前のところ)
ただし100人のうちの多くが60点ぐらいと感じるお店はゴロゴロしているから、
どれだけ立地が良い場所にあっても競争に勝つことは出来ません。
苫米地さん曰く、
100人の中で1人だけが100点に近い魅力を感じるお店を作れ!
極端に言えば他の99人は次から来なくなってもよい、と^^;
それぐらい少数派でも熱狂的なファンが出来るような店が、結局は行列ができるぐらい売れる、と言われています。
逆に言えば、
だからこそ、最初の段階ではあらゆる層の人を大量に集める必要がある
ということが言えるわけですね。
ここからは私の解釈ですが、
あらゆる層の人といっても、その商品やサービスに興味のない人はそもそもやってきません。
ここで言う「あらゆる層」というのは「あらゆるタイプの人」という意味です。
例えば、全く同じ商品を求めてお店に来たお客様でも、
・価格さえ安ければ買う人もいます。
・商品のディスプレーやキャッチフレーズだけで買う人もいます。
・詳しい商品の説明があるから買う人もいます。
・店員さんの接客に感動して買う人もいます。
つまり、同じ商品が欲しいと思ってお店に入ってくれたとしても
お客様のタイプは別問題で多種多様なわけです。
ということは、上の例のようにタイプを分類し、可能な限りどんなタイプのお客様が来店しても対応できるようにしておく、
という対策が、どんな商品・サービスであっても基本的に必要だということです。
これをホームページの場合に置き換えて考えてみましょう。
ホームページはネット上のお店と考えられるので
端的にいえば、
どんなタイプのお客様に対しても響くメニューを揃えておく必要がある
ということです。
ここでいうメニューとはまさにホームページに並んでいるメニュー項目で、
要は作成する各ページの事です。
例えば、キャッチフレーズや個性に反応する人は
「他社との違い」といった内容のメニューがないと反応しません。
信頼できる人が販売していることを重視する人は
運営者の顔写真はもちろん「私の思い」や「開発ストーリー」のような
“人となりが分かる”メニューがないと
すぐにライバルサイトに移ってしまう可能性大です。
これは「顧客の絞り込み」とは全く別に考えておかなければいけない対策ですね。
なので繰り返し書きますが、
このように、サイト訪問者(見込客)を逃さないためには
どんなタイプのお客様に対しても響くメニューを揃えておくことが
サイトを作成するときの重要な必須事項の一つです。
では、具体的にどんなメニューが必須なのか?
ということについては、次のブログで書きます^^
自分で編集できるサイト作成にご興味ある方はこちらをどうぞ
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